1人が本棚に入れています
本棚に追加
その白煙は、いつまでもつづき、だんだんと暗くなっていった。
気がつくと、ボクは白っぽい壁のような中にいた。
それは、かなり窮屈(きゅうくつ)な箱のような……。
しかし、わずかに弾力があった……。
「あれ? どうなってるんだ……?」
すると頭上から、
『あなたは、私の宝物である笛を盗もうとしました。ですから罰を与えます』
「やっぱりバレてたか……。で、その罰とは……?」
『それは、そこから出れば分かるでしょう……。オホホホホ……』
最初のコメントを投稿しよう!