海の向こうのきみへ

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『さーくん・・・・・絶対に、歌手になる夢叶えてね・・・・・それから、悲しませてごめんね』 そうゆうと、ベッドに寝ていた女性は静かに目を つぶった。 女性に横にある心音を表す機械は、ピーーとゆう 音を、静かな病室に響かせた。 『かおり!かおり!しっかりしろ!俺を置いてくなよ!』 ベッドの横に立っていた男は、女性に語りかける。 女性は目をつぶったままだ。 『・・・・・たのむ・・・・起きてくれ・・・』
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