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ガラガラと音を立て、戸を開けた緑。
そこには頭に一本の角がある女性が玄関前に立っていた
女性「お帰りなさいませ、緑様」
緑「ただいま、霧花(きりか)。こちらは客人の神と、その使い人です。」
霧花
「霧花と申します。どうぞ、よろしくお願いします」
丁寧に紹介をされ、こちらも、よろしくと言い、中を案内をしてもらった。
廊下のつきあたりを歩いていくと、1つのふすまが見えた。
霧花
「こちらでございます。どうぞごゆっくりお楽しみください」
霧花がふすまを空けると、みらいと黒狐、倉三、そして大きなテーブルがあった。
みらい
「あ!蒼真くんに優奈ちゃん!来てくれたんだ!」
黒狐「来てくれて感謝する。」
倉三「待ちくたびれたよ」
どうやら待ってくれていたらしい
緑
「さぁ、腰をおかけになってください。これでようやく、揃いましたね」
倉三
「そうだな。みらいちゃん、黒狐様、蒼真、優奈様、この度の無礼は本当にすまなかった」
緑
「私も、神でありながら、皆に迷惑をかけてしまいました。どうか許してください」
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