神様の休日

10/16
前へ
/243ページ
次へ
ガラガラと音を立て、戸を開けた緑。 そこには頭に一本の角がある女性が玄関前に立っていた 女性「お帰りなさいませ、緑様」 緑「ただいま、霧花(きりか)。こちらは客人の神と、その使い人です。」    霧花 「霧花と申します。どうぞ、よろしくお願いします」 丁寧に紹介をされ、こちらも、よろしくと言い、中を案内をしてもらった。 廊下のつきあたりを歩いていくと、1つのふすまが見えた。 霧花 「こちらでございます。どうぞごゆっくりお楽しみください」 霧花がふすまを空けると、みらいと黒狐、倉三、そして大きなテーブルがあった。 みらい 「あ!蒼真くんに優奈ちゃん!来てくれたんだ!」 黒狐「来てくれて感謝する。」 倉三「待ちくたびれたよ」 どうやら待ってくれていたらしい 緑 「さぁ、腰をおかけになってください。これでようやく、揃いましたね」 倉三 「そうだな。みらいちゃん、黒狐様、蒼真、優奈様、この度の無礼は本当にすまなかった」 緑 「私も、神でありながら、皆に迷惑をかけてしまいました。どうか許してください」
/243ページ

最初のコメントを投稿しよう!

156人が本棚に入れています
本棚に追加