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地下鉄に乗って君に逢いに行く。
君に会うのはどのくらいぶりだろうか。
「また会える?」
潤む瞳で僕を見る君にうなづく僕
この暗闇を抜ければ、君へと近づく、何も見えない景色に、僕の事覚えてる?忘れてる?不安な気持ち抱えながら、列車は進んで行く、はやる気持ち抑えながら、ふと、君の事を思い出す。
何年ぶりだろうか、君と出会えたあの日をつい昨日のように思い出す。
君と交わした会話、君の笑顔、君の細く白い手、今、君は、どんな感じに成長してるのだろうか?想像してるだけで、僕の心は不安からドキドキと変わっていく。この気持ちは何だろう、今、本当に君に逢いたくて仕方ない、刻々と近づく駅、地下鉄を降りて、階段を昇れば、君へと続く出口、僕のこの不確かさの思いを抱え君に逢いに行く。
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