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この青い世界は、何処までも広がっている。
前方にも、後方にも、下方にも。
さすがに深い所は怖いから行けないけど。
何処まで行っても果てがなくて、続いている。
この世界は自由に満ちている。
ならば、この体が朽ちるまで、何処までも泳いでみようか。
鱗が取れて、ヒレがボロボロになるまで、何処までも…。
おっと、その前に。
せめて漁の網にかからないように気を付けないとね。
END
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