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ボーっとする頭のまま机に伏せるようにしていると「井鍋、お前またヤッたの?」
後ろの席の関野につつかれながら声をかけられた。
「え?どうして?」
「お前が、だるそうにしてる時は、いつもヤッた後だから。わかりやすいんだよ。」と言われた。
「うん。まぁ、そうだね。あのいつもの人……。」
「目隠しの?」
「そう。」
「大丈夫かよお前。」
「何が?」
「それ、いいように、性欲処理されてんじゃん?」
それでもいいと思った。
宮と繋がれるなら、僕はいつだって呼び出しに応える。
「心配しなくても、大丈夫だよ。」
宮はそんな奴じゃない。
セフレだけど、ちゃんとセックスの時は愛を感じるんだ。
授業は身になるわけもなく、終わっていった。
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