【序章】邂逅

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ミスリアの言葉を肯定しつつ、ルインは静かに頷く。 「そうですか、ならば彼女もまた……。」 そのミスリアの言葉は、最後まで続く事なく途切れる。 「避難の件、頼めるかなミスリア――?」 ミスリアは、そのルインの言葉に力無く頷く。 ルインは、ミスリアが頷くのを確認すると、「すまない」と言い残し部屋を後にした。
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