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マンションに付いた私が目にしたものは、斗真の数倍…… いやもしくは数百万倍もイケメンな、お兄さんの姿
185センチの長身に、アッシュグレーの髪色
マッシュショートな髪型… 長い睫毛……
斗真と同じ切れ長な目… 鼻筋が通っていて…
全体的に完璧な男性そのものだ。
「は、はじめまして… 斗真さんと、お付き合いしている…森山 千夏と言います…」
「君が斗真の彼女なの?また随分と お子ちゃま なんだね」
ん?
今、なんて?
お子ちゃま?って言った?この お兄様
いきなりの言葉に顔を引きつらせていると お兄様はニコっとスマイルを見せる
「おっと 失礼。仮にもレディに対して 失礼だったね。俺の名前は 宏輝(こうき)苗字は分かるよね?斗真より4歳 年上なんだ。よろしくね」
宏輝ね・・
その宏輝さんだって、随分と おじさん じゃないの
本当、兄弟だわ
その曲がった性格 まんま一緒
「で、兄貴はホテルに泊まるんだろ?」
斗真も苦手みたいで 怪訝そうに宏輝さんに聞く
宏輝さんは 少し考えた後・・
「そのつもりだったけど、ここに泊まるよ。何かとさ大変だし」
「はあ!?冗談じゃねーよ」
宏輝さんの言葉に斗真が声を荒げる。
「いいじゃん。あ、なんなら彼女さんも どう?一緒に・・ きっと楽しい夜が送れるよ?……ね?」
は?
言ってる意味が全くわかんないんですけど
この二人は、そうゆうとこまで ソックリなの?
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