ブーンで古代西洋史 ヘレニズム編

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: ◆ImMEukpfHw :2008/03/01(土) 14:03:32.14 ID:74AxXOvw0 さらに、最初は蒔いて放置するだけだったのだが、水を撒いたりすることにより収穫量がうpする事が発覚。 人類は集まり、指導者と共に『都市』を成立させたのであった。 / ,' 3「皆で集まれば作業も楽じゃからのう」 そして、その指導者は王様として君臨する。こうして『都市国家』が出来上がるのだ。 今回は四大文明のうち、二つの文明を見てみよう。 『メソポタミア文明』と『エジプト文明』の二つだ。 まずはメソポタミア文明からです。 15: ◆ImMEukpfHw :2008/03/01(土) 14:04:10.38 ID:74AxXOvw0 『メソポタミア』とは、ギリシャ語で「川の間の土地」という意味だ。 つまり、今のイラクを流れている『チグリス川』と『ユーフラテス川』の間の地域の事を指す。 ここでの主人公は『シュメール人』だ。 / ,' 3「儂がメソポタミアを開拓したんじゃよ」 シュメール人達は多くの都市国家を作り、高度な文明を発達させていた。 16: ◆ImMEukpfHw :2008/03/01(土) 14:04:41.24 ID:74AxXOvw0 例えば…………… / ,' 3「一週間が七日なのも、円の一周が360度なのも、みんな儂が決めた事じゃ。     他にも、皆の知っておる『ギルガメシュ叙事詩』なんかも儂が作ったものだゾイ」 月の満ち欠けで暦を決めた『太陰暦』も、特徴的な『楔形文字』も、全てシュメール人の考案した物だ。 17: ◆ImMEukpfHw :2008/03/01(土) 14:05:31.48 ID:74AxXOvw0 シュメール人達は、『ウル』『ウルク』『ラガシュ』『ニップール』など、 多くの都市国家に分かれて生活していた。 彼等が繁栄したのは、紀元前4千年紀。 今から5000年以上も前の話である。 時には互いに戦争をしたりする間柄だったのだが…………… ある時、そいつはやって来た。 19: ◆ImMEukpfHw :2008/03/01(土) 14:06:19.81 ID:74AxXOvw0 (=゚ω゚)ノ「ぃょぅ! おいらも混ぜてくれょぅ!」 / ,' 3「何じゃ? 御前さんは」 (=゚ω゚)ノ「そんな事どうでもいいんだょぅ。ただおいらの命令に従うだけでいいんだょぅ」 セム系の民族『アッカド人』である。
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