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と――。
「ウウッ……アッ……!」
一気に噴射した。
「ハァッ……ハァッ……」
一瞬
辺りは水を打ったように静まり返った。
「何が……アガペーだよ」
てらてらと光る唇で
指先を舐めながら
「僕が……?笑わせる……」
放心した目で九条さんは立ち上がった。
乱れた髪。
酩酊したようにふらふらしながら己の前を寛がせ
「九条さんっ……」
「和樹」
それでもがっしりと僕の腰を掴み上げる。
「アンッ……いやっ……」
「優しくするからっ――!」
微かな僕の抵抗に
九条さんは鬼気迫った声を上げ。
ソファーの上
僕に四つん這いの姿勢をとらせた。
そして――。
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