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「パパ」は女子達の間で話が出ることがあるよう。
それまで彼の名前を知らなくて気がつかなかったわ。
それほど仲良くない女子が言うのよ。
「英文科の誰かと一緒に歩いて駅まで行ったわよ。」って。
ふぅ。馬鹿みたいだわ。
次の日には1人1人に「内緒ヨ。」と言いながら、自分から周りの子達に噂させるような口の軽い女子を「パパ」が相手にするはずないじゃないの。
・・・・・・・
私が構内の彼の部屋に入って、その話をすると
「へぇ。面白い話だね。
・・・妬いてる?」
と唇を重ねてきた。
「ま、待って。次の授業に遅れて・・・。」
「まだ、20分ある。」
彼は私を机の上に倒し、スカートをたくし上げてショーツをおろした。
「あっ、ダメなの・・・に。」
彼は自分のシャツを脱ぎながら
「そのままで。」
私は膝を立てたまま目を閉じた。
足首とふくらはぎをさすられた時、体がビクりとなる。
「何もしてないのに濡れてきた。」
「し、してるじゃない・・・。」
彼がふくらはぎに口づけしていき、私の繁みをかきわけると、恥ずかしい格好をしてる自分の中の温かいモノを感じた。
指で愛撫されていくと蜜がどんどん溢れてくるようで、我慢が出来なくなる。
「ね、ねぇ。お願い・・・。」
「何が、お願い。やめるかい、それとも・・・。」
「続けて!」
彼は私の膝を更に広げ、自分のモノを挿入した。
ビリヤード台の上で玉をつくように、私の体を引き寄せて体を密着させると、いつもよりも激しく感じ、声が出てしまう。ダメなの。窓やドアの外には人がいるんだから。
「あっ、うぅん。」
大きく動いたり小刻みに動かれると、私はどこにいるのかわからなくなる程だった。
頭の中が真っ白になり声が出なくなった。胸で呼吸するよう。
「は、はぁ。」
「ん?大丈夫かい。」
「こ・・・んなの・・・初めてよ。」
彼は私のブラウスに手をかけようとしたが、時計をチラッと見て
「残念ながら、タイムアウト。」
私の髪をなで耳にキスをして体を起こしてくれた。
ミネラルウォーターを2人でのみ、私は水で少し髪の毛を整えたり顔につけた。
ムスクの香りが残ってないか気になったが・・・移り香はなかった。
ホッとしたような残念な複雑な気持ちで次の授業に向かった。
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