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ずいぶん昔のことだから、私もあまり覚えていません。 けれど、ひとつだけ覚えていることがあります。 窓から差し込んだ、真紅の夕焼け。 あの夕陽を忘れたことは、片時たりもありません。 きっと、あのときが私たちの青春だったんでしょうね。
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