6話

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6話

『よいしょっと。』 寝込んだ次の日の朝が来た。 寝ながらでもガスは貯め続けたんだ! 元気ありがとうって感謝のスターが届いたからね。 嬉しくて。 寝ながらでも昨日は頑張ったんだ。 …さて今日はガスいっぱいあるからなぁ …特別に甘いの焼いてみようかな? …昨日初めてメッセージを貰って嬉しかったからね。 …1回にガス3袋使ってみよう。 …タヌキ君に元気になって欲しいしね。 …タヌキ君以外にもレイチェルみたいに食べてくれる動物がいるかもしれないしね。 …本当にいつ食べたんだろ? …まぁいいや。 『さて、凄い甘いクッキー作り頑張るぞー。』 一生懸命焼いて想いも3倍!! 味もかなり甘くなった。 僕はこれをタヌキ君にあげるんだ。 友達のタヌキ君に! そう思い元気になーれって思って一生懸命想いをクッキーに入れながら焼いたんだ。 そしてお昼過ぎ 「おーい。スカンク!」 タヌキ君がお店にやって来た。 『タヌキ君。』 僕はさっき焼いて、袋に入れ用意したお土産用クッキーを持って、外に出た。 「行こうか?」 『いいよ。』 僕はお店を閉めて、海に向かった。 そして、この前と同じで、ガスで魚を気絶させて、タヌキ君はニコニコしながら、魚を獲っていた。     
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