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「ぎにゃ?!」 突然の攻撃に、猫がぎらりと目を光らせてこちらを振り向く。 雅からその足を離すと、僕に向かって腰をあげ、小さく尻尾をふる。 「りょーくんりょーくん、臨戦態勢なのよ」 そう桃花が言った瞬間、猫がその体型では考えられない動きで、僕に飛びかかった。 「げっ!」 僕はとっさに身を翻すと、突進攻撃を避ける。 だけど猫は間髪いれずに、僕の背中に猫パンチをくりだした。
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