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「よろしい。君達はいわばこの日本を守るべき重要な存在。
とはいえ、今はまだ学生として学んでいる身。
学校内で魔法を使うのは結構だが、それが使う時に値するかをしっかりと判断せねばならない」
レムリア先生は僕の横にいた暁の頭をポンと撫でる。
「暁は、そのあたりわきまえて行動したな」
「…」
撫でられても暁の表情は変わらない。
レムリアはふふ、と笑ってその手を離した。
「でもぉ、先生。きょーいって一体なんなんですかあ?
えーかっぷとかびーかっぷとか?」
桃花がはいはーいと手をあげながら質問する。
「桃花…それは胸囲だ」
雅がやれやれと言わんばかりにこめかみを押さえながら小さく首を横にふった。
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