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『は、はい・・・』
『・・・分かった』
どうやら時雨の判断は正解だったらしい。
巴と夜光は、バツが悪そうに返事をした。
本当に仕舞い込むつもりだったらしい。
その様子に、時雨は心底釘を刺しておいて良かったと思うのだった。
『それでは、残り壱つの力についてですが、それを説明するにはまず神の瞳を元に戻さなくてはいけません。もう壱つの力と反発してしまう為、危険です。一度戻して頂けますか?』
巴はさっさと元に戻り、残ったもう壱つの力について説明を始めた。
先程までの事は、まるで無かったかのように。
しかし、よく見ればその顔は僅かに赤いままだった。
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