タクシー

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「私はしまったと思って直ぐに追い掛けましたよ。でもね・・・」 「イヤー!出してここから出して!!」 急に女性が半狂乱になり叫んだ。 無理矢理ドアをこじ開けようともがく。 「運悪く後ろから走ってきた車に跳ねられて、死んだんですよ・・・私。」 目の前に差し出された運転手の顔を見て、女性は白目を剥いて倒れた。 運転手は全身血だらけになり、頭は半分欠けてて脳みそが少し溢れていた。 その後、運転手の居ないタクシーの中から若い女性の変死体が見つかった。
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