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「じゃあ、今からドライブでも行かない?」
「いいですよ」
(確かにここに何時間いても仕方ないし、場所変えた方が話しやすいかも)
っという事で、私は自分の車を置きに一旦家に向かい、竜二君の車に乗ったが、
(車体低い!何この車乗りづらい)
「大丈夫?美恵ちゃん、乗りづらいかな?」
「いや、大丈夫ですよ」
(初対面でこの車乗りづらいって言えないでしょう、普通は...)
そのまま車は、市内を走りながら、たわいのない、おしゃべりに花を咲かせた、さっきより緊張が溶けたのか会話が弾んで楽しかった。
その後、陽も沈みかけた、夕方、なぜか、車はラブホテルの中へと。
って今に至る。
っと私が立ちながら、今までの出来事を回想してると
「美恵ちゃん座らない?」
っとソファーをすすめる。
「はい」
っと竜二君の横に座る。
ふいに竜二の手が私の肩に回る、その瞬間、
カシャッっと音がした。
「えっ!」
と驚く私。
「今日の記念に」
とニッと笑う彼。なんとガラケーで写真を撮っていたのだ。
(え--、ありえないでしょ!!初対面でいきなりラブホで写真撮るって何考えてるの、訳わかんないよ、何なのこの人、さわやか系だと思ったら、ただやりたいだけの人なのか!)
混乱してる私を知らずに竜二君は、
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