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………みたいなー。
あーあ、泣けるよ。
これがダラダラと続いている。
俺も田岡もお互いにハマった。
完全に。
田岡は普段、サカらない。
俺が風呂上りに半裸でウロチョロしていても、服を着ろと目を逸らして言ってくる。
そんな田岡が俺を抱くのは、耐え抜いた理性が天井を突き破った時だ。
ところがこの臨界点の目安なかなかのクセモノで、田岡は割と突発的にキレるタイプ。
そして一度キレると一直線に突き進む。
俺が夕べ、引っ越しバイトを終えて田岡のウチに行ったのは失敗だった。
ウマい飯には有りつけたけど、風呂から上がってベッドでぐったりしている俺を見て、なぜか田岡はスイッチが入ってしまった。
田岡が文句の一つもつけず、マッサージ器と化していたのはこんな理由。
大人な事情がありました。
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