伊豆の中居さん 湯河原慕情

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熱海の海岸 二人の女子 すぐ目の前には 我々 こなれたぼーいずならば すぐに お茶とか メシとか誘って 即ナンパなんだろうが いかんせん さえないぼーいず二人とも こういう場合 どう話しかけたらいいんか さっぱり! そして 我々 異様に(笑)プライド高い系だったので もしも 無視されたり 断られたりしたら。。。。っとマイナス思考まっしぐら(笑) そのうち とりあえず 昼時だから ご飯に誘うかと  迷いに迷って 決めようとするも 友人が「でもなぁご飯だけ食われてバイバイされないかな」と またもやネガティブ発言 んで 私も 勇気が削がれて。。。。。 っと その特  彼女たちの一人が 急に たばこを一本取り出しては 火をつけて  すぱー っとやり始めたわけだ これは ちっとも声をかけて来ない我々に痺れを切らしての一服だと今なら そう思うけど 当時の我々は「ああよかった声かけないで」と胸なでおろしちゃいましたね 当時はたばこ吸う女子=不良 なんて 思ってたりして(笑)(笑) 結局は 声をかけないで済む頃合いを待っていたわけで。 そんなんじゃ 恋のアヴァンチュールなんて無理無理ですよね(笑) なんだかんだ そこを離れては なにげに 女子たちを眺めては 三人連れじゃあ ダメだとか  あの子はタイプじゃないとか 難癖つけては (笑) 沈没  そして 熱海っつう場所が悪いんだななんて言いつつ 熱海の保養所へ チェックインするも 昨夜の温かみのある保養所とは全然違って 今度は なんか 味気ない マンションみたいな造りで しかも ビジネスホテルのようなフロントのみの保養所に なんだか 昨日の方が百倍よかったってなっちゃいましたね。 っで 私は ビールを飲んでは また湯河原の彼女のところ行きたいなんて 始まっちゃってさ この時のことを 友人にあとから聞いたら  「あれは 最悪だったなぁ」っと言われちゃいましたね そして 翌日  昨日の件が すごく友人に対して 悪かったなぁ と猛反省 最終日 特に 予定は まだ決めてなかったので 湯河原や熱海は どう見ても ナンパな場所ではないと 判断して では 下田まで 足を伸ばしてみるかっと 特急券を購入して 午前中 早めに 熱海出発したんだな
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