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「うくっ……!」
じわりと、中に異物が侵入してくる感覚に、私は身を震わせる。
痺れるような痛みと快楽が、ゆっくりと押し寄せてくるのがわかった。
「あら、初めてだともっと痛そうなのですが……ここは死後の世界だからそうでもないのですかね、にゃん」
私の様子をまじまじと眺めながら、猫耳メイドが淡々と分析する。
この人の分析能力を買ってゲームに参加できるようにしたのは私だけど、こんな時にまでそれを発揮しないでほしいと切に願いたい。
だが、実際にそれは当たっているのだろう。
私の痛みは既に消え、代わりに快感は大きく増幅されていった。
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