四回戦:自己紹介クイズ

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「浦島さん。乙姫さん。猫耳メイドさん。ありがとうございます……」 私は三人の目を見て、深々と頭を下げました。 「寂しいけど……かめこちゃんが選んだことなら仕方ないわ……。元気でね」 乙姫さんが寂し気な表情を浮かべて、私を抱きしめます。 「ずっと待ってるからな」 「私達はいつまでも、あなたの友達です。にゃん」 浦島さんと猫耳メイドさんが、微笑みながら私を送り出してくれます。 零れ落ちそうになる涙を、ぐっとこらえます。 短い間だったけど、本当に幸せでした。 いつかまた、一緒に戦える日が来ることを心から願わずにはいられません。 「それでは、そろそろお互いの部屋へと転送いたしますよ。よろしいですか?」 「……はい」 私がそう答えると、目の前の景色がゆっくりと変わっていきます。 浦島さん。乙姫さん。猫耳メイドさん。 願わくば、この別れが永遠の別れになりませんように……。
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