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「かがみお姉ちゃんとまたゲームができてうれしいなぁ。えへへ」
りんごがにっこりと笑いながら、私の口にアップルパイの欠片を運んでくる。
私はそれを無言で振り払った。
「あー!!」
アップルパイが、地面に落ちて砕け散る。
「ひっどーい! せっかく作ったのにー!」
「……ここだと死んでもすぐに生き返るからって調子に乘って毒とか混ぜるのやめてくれる? ご主人様?」
ここに来て〝マスター〟になったりんごに、私は皮肉たっぷりに言い放つ。
「あーあ、さすがに二回はひっかからないよねぇ? お姉ちゃん?」
振り向いたりんごの顔。
それはまるで、悪魔だった。
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