この話は3か月程前に友達から聞きました。

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昨晩の恐怖が残る中、女性の霊媒師に部屋を見てもらった。 霊媒師によると 階段ですれ違った女 その女が部屋まで来たのだと言う。 女は○○神社の御神木で丑の刻参りをしていたのだが願いが叶わず、あまりの悔しさにその御神木で首を吊り無念の死を遂げ、強い怨念を宿した地縛霊となった。 地縛霊と言うのは通常その場所から離れられないとされているが、あまりにも念が強い為、家まで追いかけて来た。 そしてK君の命を奪おうと部屋に侵入。 ところが部屋の中には結界が張られていた。 それに気付いた女の霊は、そこから逃げ出そうと必死にもがいた。 そして普通なら絶対に破る事の出来ない結界を破り逃げ出した。 その結界と言うのが四面の部屋。 ポスターの中には、どの位置から見ても目が合うものがある。 その目が合うポスターを部屋の四面に貼ってしまうと4枚のポスターそれぞれの目が全て合い、異空間ができ結界となる。 部屋に結界が張られると通りかかった霊は入っては来れるが出られなくなる。 だがその結界のおかげで助かったと言う。 そしてK君はお祓いを受け部屋に御札を貼ってもらった。 霊媒師は結界を破るほどの力はあまりに危険で害を及ぼし兼ねないので神社へ浄霊に行くと言っていた。 霊媒師にお礼を言い、父に強く叱られ無事に難は去った。
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