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青年の名はアレンと言いました。
アレンはジェイスと言う相棒と共に二人暮らししていました。
「はぁ~、今日も収穫ナシやったわ」
アレンがため息混じりに呟きながら帰ると、ジェイスがご飯の支度をしています。
アレンの姿を確認するなりジェイスは、彼にこう言いました。
「おぅ、ちょうど良いところに帰って来た、ちょっと竹を取りに行ってくれないか?」
「竹? 竹なんか何に使うねん?」
いきなりのお使いに、アレンは首を傾げます。
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