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ある所に、ヒカルンと言う一人の青年がおりました。
ヒカルンは、絵を描く事が大好きなのでいつも家の中で一人黙々と絵を描いていました。
「やっぱり楽しいなぁ。あっという間に時間が経つよ」
好きな事をしている彼の目はキラキラと輝いています。
彼が描いた絵は画用紙いっぱいに広がっており、まるで今にも飛び出してきそうです。
「……でもあまり根を詰めるのは良くないな。ちょっと休憩しようか」
画用紙に「ワンナ姫」と言う名前のお姫様を描いたヒカルンは、一旦手を休める事にしました。
すると……
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