ピノッキオの冒険

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「確かにその通りだ! その……ヒル? って人は君の育ての親かい? 君もしっかりしてるね、親の言い付けをしっかり聞こうとしている……ところで、君はどこに行こうとしてたのかな?」 ワンダの言う事を一切否定しない菊谷。 そんな彼の言葉にワンダは『学校だぞ!』と元気良く答えます。 「学校かぁ。そっかそっか、お勉強しに行くんだね。偉い偉い……そうだ! お兄さん達のサーカスを見てくれたら、学校への分かりやすい道を教えてあげるよ?」 『本当か!? なら、ちょっとだけだぞ!』 『あぁぁぁ!何やってんのよ!!』 結局その口車に乗せられたワンダ。 凛が頭を抱えたのは言うまでもありません……
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