13人が本棚に入れています
本棚に追加
「確かにその通りだ! その……ヒル? って人は君の育ての親かい? 君もしっかりしてるね、親の言い付けをしっかり聞こうとしている……ところで、君はどこに行こうとしてたのかな?」
ワンダの言う事を一切否定しない菊谷。
そんな彼の言葉にワンダは『学校だぞ!』と元気良く答えます。
「学校かぁ。そっかそっか、お勉強しに行くんだね。偉い偉い……そうだ! お兄さん達のサーカスを見てくれたら、学校への分かりやすい道を教えてあげるよ?」
『本当か!? なら、ちょっとだけだぞ!』
『あぁぁぁ!何やってんのよ!!』
結局その口車に乗せられたワンダ。
凛が頭を抱えたのは言うまでもありません……
最初のコメントを投稿しよう!