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そしてそして……
暫く走ったところで、凛は特別にとワンダへお金を渡してくれました。
『良い? 思わず乗った私も私だけど、次は真面目に行かないと駄目! 楽しそうでも着いてっちゃメ、よ!』
『分かったぞ! 合点承知ノ助!』
ビシッと敬礼して見せるワンダ。
凜がそれを見て「本当に分かってるのかしら」と呆れているところへ、また新たな壁が。
「お嬢ちゃんどこに行くんだ? この先は学校だぞ。お嬢ちゃんのような子供が行くような所じゃねぇんだ。サッサと帰んな」
黒也です。
彼はこの辺りでもちょっとだけ有名な男でした。
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