ヘンゼルとグレーテル

9/25
前へ
/3000ページ
次へ
グゥゥ~ッ…… 更にお腹が鳴り出したヒカルン。 勝手に食べてはいけないと思いつつも、やはりお菓子の家が気になるようです。 「ちょっとくらいなら良いかな……んっ、美味しい! ほら、ワンダも食べてみなよ!」 「……美味しい」 「だよな!? やっぱり美味しいよな? うわー……なんだかお伽の世界に来たみたいだ!」 すっかりテンションが上がってしまったヒカルン。反抗期でも、そこは純粋な少年。 (お母さんはお菓子なんか食べ過ぎちゃ駄目って言ってくるから、こう言うのは良いや!) 暫くの間、ワンダと共にお菓子の家を楽しむのでした。
/3000ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加