14人が本棚に入れています
本棚に追加
ヒカルンは勢いで家出してきたからか、このまんま家に戻るのは嫌だという事で一晩この家に泊めてもらう事にしました。
「ニコさんは本当に良い人だなぁ……僕達に寝るところまで与えてくれるし、お風呂まで沸かしてくれて……ご飯も美味しかったしこのままここで暮らすのも悪くないかもな」
と、ヒカルンは本気でそう思っていました。
いつの間にかワンダがスヤスヤと眠っていたので、ヒカルンもそれに釣られて寝る事にしました。
────…………
「……ヒル……ヒルッ!」
「んん~……ぅもぅ、何~?」
「トイレに行きたいぞ。一緒に行ってくれないか?」
「ちょっと待ってね……よっこいしょ」
目が覚めると、ヒカルンはワンダと共にトイレへ行く事にしました。
最初のコメントを投稿しよう!