浦島太郎

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青年の家ー 「後、俺はレキだ。ちなみに女な」 レキは、小山を自分の家に招き入れながら呟きます。 ちなみにここは海だけど素じゃ溺れるので、水中眼鏡を…… 「台無しだな(汗)」 青年の家は大きなお城、竜宮城でした。 竜宮城では、賑やかな様子もなく…… 「やっほ~♪乙姫様だよぉ~♪」 賑やかなのは、プリンセス・まりりん(以降プリンセス略)でした。 「こいつに食事の用意を」 「はぁ~い♪」 「なんか立場逆になっていません!?」 まりりんは、小山に食事を振る舞いました。 せっかくなので、彼はありがたく頂く事にします。 「この肉じゃがは私の得意料理なんだよぉ~!あっ、この味噌汁は出汁が効いてて美味しいの!このお浸しも…後、それからそれから…豆腐も栄養満点で…」 まりりんのマシンガントークに、小山も着いていけない様子。 「(確かに美味しいけど…海の幸とかじゃないんだな…)」 そして、数分後… 「来てくれてありがとうね!これ、お礼!」
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