14人が本棚に入れています
本棚に追加
まりりんは、小山に二つの箱を渡します。
一つは大きくて立派な箱、もう一つは小さくて可愛らしい箱。小山は悩みます。
「(これって、開けたらおじいさんになる展開なんじゃ……)」
「………ちなみに、お前が思うような展開はないから安心しろ」
「あっ、はい」
心を詠まれたかもしれない事に疑問を抱きつつ、小山は小さい箱を選びました。
………と、その時。
バタンッ!
「まりりぃ~ん♪遊びに来ましたぁ♪」
「私達の出番があれで終わりだなんて、どういう事ですか!?」
「ウチ、一言も出てねーしよ!」
「俺もな」
「それより、なんでレキがここにいるの?」
カキンッ!
「……お前ら少し黙れ」
うるさい数名を、レキは得意の技で凍らせます。
最初のコメントを投稿しよう!