浦島太郎

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まりりんは、小山に二つの箱を渡します。 一つは大きくて立派な箱、もう一つは小さくて可愛らしい箱。小山は悩みます。 「(これって、開けたらおじいさんになる展開なんじゃ……)」 「………ちなみに、お前が思うような展開はないから安心しろ」 「あっ、はい」 心を詠まれたかもしれない事に疑問を抱きつつ、小山は小さい箱を選びました。 ………と、その時。 バタンッ! 「まりりぃ~ん♪遊びに来ましたぁ♪」 「私達の出番があれで終わりだなんて、どういう事ですか!?」 「ウチ、一言も出てねーしよ!」 「俺もな」 「それより、なんでレキがここにいるの?」 カキンッ! 「……お前ら少し黙れ」 うるさい数名を、レキは得意の技で凍らせます。
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