聖地に踏む込む

大須という聖地

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『またか。
おまゃさん、どっからきたなも？』
「俺？
俺は……坪井信吾
さっきまで古着屋「大須Basis」で三代目としてやっていたのに！？」

緑の鬼がニヤッと笑った。
ナモナモ……南無南無のサンスクリット語だ。
迷える魂は、人は快楽と信仰を混ぜた殯の宮、
ここにやってくる 簡単な呪文と場所さえ会えば……

大須商店街、そこは混沌としている町。