バイト先にて。

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私は絶対に、ここをやめない。 二人の恋が終わるのを、この目で見届けてやるんだから。 そうしたら、私もここで新しい恋人と、アイツの前で楽しそうに笑ってやるんだ。 未練とか、そう言うわけじゃない。 別れを告げられた夜に一人で泣いたことも、他の人と笑っていてもいいからアイツのそばにいたいと思ったことも、もう忘れたんだ。 私は、アイツが後悔する顔を見たいだけ。 『別れるんじゃなかった』って、ため息をついて欲しいだけ。 だから今は、誰かといい感じになってもくっつかず、彼女と笑っているアイツとも離れずに。 それまでは、ここで足踏み。
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