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人骨や発掘物に目を輝かせつつも、自分自身が雪が殆ど降らない地域で生まれ育っているので、「雪国」を再現した展示物を見ながら、「冬になると、こんなにも雪が積もるんだなぁ」と、真剣に見て回っていました。
そこの展示物の中でも印象に残ったのが、一部屋全てがガラス張りになっていて、その中でこの地域の昔の暮らしぶりを再現している展示ブース。
雪掻きするロボット。
雪の積もった屋根で転ぶ人形。
学生服を着た男の子が、妹らしき女の子をソリにのせて引いている姿が再現されていて、「いやぁ……すごい! リアリティを出す為に、単なる人形じゃなく、少しでも動くロボットで展示してるだなんて!」と感激しました。
正直、この博物館。
かなり綺麗でお金掛かっている割に、立地的には不便な場所に存在しているんですよ。
今回は妖怪展があったから、来場者がそこそこ居たけれど、失礼ではありますが、普段なら絶対、そんな場所にわざわざ常設展示物を見に行くような人はいないだろうと思うような所。
そこに“ここまでお金をかけるなんて!”と、本気に感動したんですよ。
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