第2章 幽霊の存在証明

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自分は相部屋だった為、まず同室の寮生Tに、カーテンを閉めて、自室で昼寝することを伝えた。 すると、Tも「オレも眠いから寝るわ」と言うので、二人仲良く別々に同室で寝ることにした。 しかし、食堂から自室へ行こうにも、随時猛烈な眠気が襲いかかり、身体が異常に重い。 生まれて初めて、負傷兵さながら壁に寄りかかりながら歩いた。まるで、壮絶なバトル後という設定の中二病患者のようでとても恥ずかしかった。 やっとの思いで自室に到着し、壁側両脇に一つずつあるベッドに、自分とTはそれぞれ寝た。
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