第2章 幽霊の存在証明

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ベッドに入ると同時に深い闇に沈んでいくような感覚に襲われ、即座に眠りについた。 すると、夢を見た。 しかし、どうも変だ。 今までの人生で、自分が見てきた夢の視点は、必ず<自分>だったが、この時の視点は、<他人(男性)>だった。 夢の中で、<他人>の自分は、 刃物を使って殺人を犯した。 シーンが飛び、 知らない商店街を歩いた。 シーンが飛び、 これでもかと所狭しに子供布団が並んでいる教会の屋根裏部屋にいた。 シーンが飛び、 最後は、喫茶店だ。
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