第2章 幽霊の存在証明

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自分は四人用テーブルに座っていた。 正面に二十台前半くらいの男性と女性が座っている。 三人は、幼なじみで、久しぶりに集まったようだ。 お互いの近況を語り合った後、ある女の子の話題となった。 実は、三人には、共通の幼なじみの女の子がいる。 彼女は病弱で、いろんな病院で入退院を繰り返した後、幼少期に別の街へ引越していった。 正面の男性が、その彼女が最近、この街に戻ってきたと言う。 「へ~」と思いながら話を聞いていると、いつの間にか、テーブルの上に封筒が置いてあった。 これはなんだ? と思っていると、 正面の男性が「おまえ宛だよ」と言う。 自分は、封を開けた。
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