第1章 悲しみ

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「いやぁぁあああああああ」 私は無駄だと思いながらも泣く。 何かが変わることを望んで。 でも変わらない。 私死ぬまでこの生活なのかな。 そう思いながらも犯される。 男達はそんな私を見て笑う。 「もっと啼けよ」 男達はそういいまた私を攻め立てる。 何回挿れられたかわからない。 そんな夜を今日も過ごす。 男達が帰ったらお風呂に真っ先に入る。 キモチワルイ。キモチワルイ。 男達に触られた場所を擦る。 「あっ。」 きずいた時には体中赤くなっていて所々血が出ていた。 それから目を反らし上がる。 明日は祐也に会う日だ。 祐也は神木祐也。 ここら辺では知らない人はいない神木組の次男だ。 成績優秀。顔もカッコいい。家もお金持ち。スポーツ万能。そして竜王と言う族の総長。 全てが揃った男。 私は祐也と付き合っていた。 3ヵ月前迄は。 3ヵ月前のある日いや5月25日 いつもどうり倉庫に行った私に向けられた目は拒絶。軽蔑。蔑んだ目。 何でか分からなかった私は祐也の元へ歩いて行って声を掛けようとした。 祐也の元に着く寸前にこっちに向けられた幹部達の目 祐也までもが私を蔑んだ目で見ていた。 「ゆっ、祐也?」 戸惑いながらも声を掛ける。 すると 「祐也の名前を気安く呼ぶなっ。この売春女!!」 昨日まで仲よく話していた幹部の一人。 三井隆が叫んだ。 「なっ、なんの事?」 私は言われてる意味が分からなかった。 するとそんな私を見ていた祐也がクスッと笑った。 「なんの事?よくもそんなこと言えるな。俺由井がいや売春女がこんな女だったなんてな。こんな女と付き合っていた俺の神経疑うわ。」 祐也は平然といい放つ。 「はっ?自分のしたことすら知らないって言うの?ほら、これ見てみろよ」 ピラッ。 落ちてきたのは写真だった。 「なっ、なんのこれ」 その写真は私に似た人が犯されてるいや売春しているような感じで撮られた写真だった。 「これ、私じゃない」 必死に訴える。 「はっ、じゃあだれだよ。この女。由美だとでも言うの?」 出てきた名は由美。 私の双子の妹。 私が祐也の彼女になって姫になったと同時に由美も姫になった。 由美がいるのを祐也に伝えたのは私と由美の兄達也だった
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