魔法

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「いいの?」 「……つうことは、OKってこと?」 「うん。俊ちゃんと一緒にいたい」 「じゃあ、この話もするぞ?」 「うん」 あまりの嬉しさにそのまま俊ちゃんにぎゅっと抱きつく。 「四月からはずっと一緒にいられるんだね」 「ん。部屋はこのままここにするか、もう一部屋あるアパートに引っ越すか、まだ考えてねぇ」 「あたし、ここでいいよ」 「狭くね?」 「この方がくっついていられるもん」 「はは、そうだな。最初はここにするか。不便になったら引っ越せばいいな」 「うん」
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