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その翌日からは、平常通りの授業が行われることとなった。
授業と言っても、各担当教科の教師の挨拶だったり、教科書のミスページがないかの確認だったりだが、一先ず午後までは学校で過ごす日程になるわけだった。
はたとクロエは気づいた。
十二時前の授業終了のチャイムが鳴り、クラスメイト達が各々お弁当箱やコンビニ袋を鞄から机に広げている。
あ…。
うっかりと言うか、今日から昼食を学校でとることが頭になかったのだ。
…やっちゃったわ。
ちゃんと言ってよ?馬鹿。
実の所、昨日の帰りのHRで担任の坂本がしっかりとその旨についてはクラス全員に伝えていたのだが、案の定聞いていたかったのはクロエだ。
華都音のクラスに行ってみよう。
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