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某年5月3日(水)23:00
怨霊ビル前。
四人の男女が懐中電灯を持って怨霊ビルを眺めていた。
四人の名前は『鈴木 学』、『岡崎 伸也』、『植村 真美』、『池田 清美』。
全員、関東国際大学の一年生でGWを利用して小旅行中。
この小旅行の旅行先をネットで探している時に偶然、怨霊ビルの噂を見つけ、小旅行の目的地の一つに入れた。
「すげぇー、めちゃ雰囲気あるじゃん」
「学、何か、俺、怖くなってきた」
「私も。伸也ぁ~止むようよ!」
「清美、大丈夫よ!岡崎君が、彼氏がいるでしょ!私は学に助けて貰うから。学、彼女の私を守ってね!」
「おぉ、任せろ!まぁ~ネットの都市伝説なんて嘘臭せぇ~から、大丈夫だろ!」
「学、古くて危ないから、みんなで行こう!」
「だな!伸也と真美、池田さんはスマホで撮影と動画を頼むわ!」
「学、どっから行く?」
「やっぱっ!屋上が最終目標だろ!でも、壊れて行けない時は諦めて帰るかっ!」
「学、岡崎君、清美、都市伝説、怨霊ビル探索、出発進行!」
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