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四人は怨霊ビルに入る前に外見を見渡す。
怨霊ビルの外見は灰色に汚れ、誰も使用しておらず、以前お店だった1Fのシャッターには若者がスプレーで文字だか、絵だか、記号だか分からな いのが描いてある。
四人にエントランスホールへ入った。学が気付いた。
「ラッキー!ビルの電源はいってるぜ!エレベーターが使える!」
「おい、学!それ、おかしくないか?ここ、放置された廃ビルだぞ!いくらなんでも普通は電源切られてるじゃないのか?」
「私も伸也君と同じでおかしいと思う」
「伸也、でもよぉー、階段で14階まではツライだろ、使えるならエレベーターであっという間だろ!行こうぜ!」
四人はエレベーターに乗り、14階を押し、扉を閉めた。
これが怨霊ビルの罠ともしらず。
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