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口唇は離さぬままゆるゆると熱を煽る。
「んっ、ん、…ん」
与えられる快楽に自然に腰が揺れる。
楽しげに目を細め、更に緩急をつけてそれを扱き上げた。
「ん、ん、んっ…んぁ、はっ…あっ」
「…えぇ顔すんなぁ…」
ラステアの顎に伝った唾液を舐め取り上目に見つめる。
強い快感に目尻から涙を溢す顔は、ひどく煽情的にカザニクスの頭を焦がした。
口唇を首筋から胸へと滑らせ、きつく吸い上げ赤の華を散らす。
浅い呼吸を繰り返すその胸を舐め、小さく尖った先に歯を立てた。
「…ぁんっ、ん、あ…」
跳ねる陶器のように滑らかな肌を味わいながら更に熱を煽る。
限界に張りつめ脈打つそれは、今にも欲を吐き出しそうだ。
「…イキそか?」
「んっ、…も…、…あっ、ダメ…っ!」
「こんまま出しや」
「ヤ…ぁ、んっ…」
「我慢しぃな、出してえぇで?…ほら」
「ヤぁっ!…あっ、ん…はぁっ」
「…イキや」
「あっ、ヤダ…っ、ああぁっ!」
強く握り扱かれ、ラステアは高い嬌声を上げて達した。
繋がれた鎖が震える体に引かれてしゃらしゃらと鳴る。
「…ラスティ、あんま自分でもしとらんやろ?…濃ぃの、いっぱい出たで?」
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