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美月が動画を見て、呆然としているとき、美月のスマホに着信があった。
美月はスマホの画面に目を落とし、拓也からの電話だと知ると、ホッと胸を撫で下ろし、電話に出た。
「美月、目なし女の動画を見たか?」
「ええ……、見たわ」
「希美が殺されちまった……。
それも、あんなむごい殺され方で……。
目なし女の呪いって、いったい何なんだ?
どうしてオレたちが、呪いの対象にならなくちゃならないんだ!」
「拓也、これから先も、あんなにむごい殺人が繰り返されるのかしら?」
「おそらくな……。
オレたちが、目なし女の呪いを解くまで……」
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