大切な仲間を守れ #2

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「弥生、どうした? 大丈夫か?」 拓也がそう言うと、弥生は涙を拭って、拓也に言った。 「私、強がっていたけど、本当は怖いの……。 目なし女がこの部屋に現れたら、きっと私は助からない。 グループLINEに貼られた動画みたいに、私も瞳をえぐられ、殺されるの。 でも、そんなのって、イヤだよ。 私はまだ死にたくない……。 ねぇ、拓也。 目なし女に狙われるのが、どうして私なの?」 美月は弥生のその一言に、深く傷つき、下を向いた。 〈 弥生が呪われたのは、きっと私のせい……。 私がみんなに不幸を巻き散らかして、弥生にまで被害が及んだの。 私は弥生を助けたい。 たとえ自分が犠牲になっても、弥生だけは絶対に! 〉
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