序章

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13 名前: ◆wPvTfIHSQ6 :2011/08/27(土) 14:20:01.09 ID:9bUqTpSi0   そもそもここは何号車なのだろう。 私が乗るのは一号車だが、どう見てもここは一号車ではない。 とは言えど、真ん中あたりの車両から入ったので、大凡の見当もつかない。 まあ、一号車だから、このまま進行方向に向かって歩いていけばいい話なのだが。 (゚、゚;トソン「痛っ!」ドンッ 「きゃっ!」 そうして、前に向かって歩きだそうとしたのだ。 したのだが、早速間違えて乗務員の控え室のようなスペース(乗務員室?)に突っ込んでしまった。 中で仕事の用意をしていたと思われる、乗務員とぶつかってしまい、思わず私は尻餅をつく。 怒られる、そう悟った私だが、それ以上に相手は戸惑っていた。 まあそれは当然だろうか、不意に私に体当たりされたのだから。
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