第二章

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 <●><●>)「静かにしろ! 警察だ!」 (´・ω・`)「あ」 (゚、゚トソン「あ」 皆が静かになり静寂が生まれるなか、 私と警部は同じタイミングで声を漏らした。 まあ、なんとグッドタイミングというか。 警察だと言い放った深緑の男は、 胸に入ってある警察手帳と思わしき物を警部と同じような仕草で見せ、 後ろで怯えているベージュの男を引き連れて どかどかと一号車に乗り込んできた。 先程まで騒がしかった乗客は静かなのだが、 私と警部だけがその緊張を感じていない。 私のちょうど横くらい、ワゴンの向かいに 立った男が何かを言おうとしたとき、私と警部が声をかけた。 いや、かけたというより、自然と口から出たというべきか。 . 4 名前: ◆wPvTfIHSQ6:2011/08/30(火) 20:17:46 ID:Xh1v.ZI6O (゚、゚トソン「刑事!」 (´・ω・`)「ワカッテマス!」 ( <●><●>) (<●><●> ) (<●><●> ) (<●><●> ;)「ぬわっ! え、嘘! 警部!?」 今は説明は省くが、彼は私や警部の知り合いで、 刑事(部長刑事だった気がする)をしている若手ワカッテマスさんだ。 彼が私たちの存在を認識し、驚くまでの間およそ1秒。 そして後ろから入ってきたベージュの男は、彼に声をかけた。 . 5 名前: ◆wPvTfIHSQ6:2011/08/30(火) 20:21:59 ID:Xh1v.ZI6O ( ><)「どうしたんですか」 (゚、゚トソン (゚、゚トソン「刑事!」 (´・ω・`)「ワカンナインデス!」 ( ><) (>< ) (><;)「ぎゃあああ! なんであなたが!」    、_ (´・ω・ ) 同様に、彼も派出所勤務の巡査……いや、今は刑事の道を歩んでいるのか。 駆け出しの刑事の稚内ワカンナインデスさんであり、 彼も私たちの存在を知るや否や、大声で私たちの存在を否定しようとしてきた。 思わず警部も顔を歪ませる。
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