第三章

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彼は、そう言った、乗客皆に伝わるよう大声で。 私は、偶然そのような話を予め聞いていたため 驚かなかったものの、普通こんな事を聞かされては (;#゚;;-゚)「なっ!?」 (´・ω・`)「なんだと……?」 「え?」 「殺し屋だと!?」 「きゃっ……きゃあああああ!」 (゚、゚トソン「………」 当然、パニックに陥る。 ( <●><●>)「……可能性、の話です」 彼はそう前置きして、ゆっくり彼は ワカンナインデスさんが私にしたような説明をした。 彼の数倍はわかりやすい説明の仕方で。 . 48 名前: ◆wPvTfIHSQ6:2011/09/02(金) 16:33:37 ID:hZF5R6oIO それを興味深く聞いていたでぃさんは、 またも時計を見、そして彼に返す。 (#゚;;-゚)「……根拠は、それだけですか?」 ( <●><●>)「はい」 (#゚;;-゚)「………では、捜査を認めます」 ( <●><●>)「じゃあ――」 「ただし」と、大きな声で彼女が遮った。 殺し屋の下りで一瞬焦りが窺えたのだが、 今はもうそのような様子は見られない。 (#゚;;-゚)「発砲があった事実関係のみ、      それに関する捜査を許します」 (#゚;;-゚)「一号車以外に捜査のメスをいれたり、      関係のないと思われるものへの      執拗な捜査は許しません」 ( <●><●>)「……」 . 49 名前: ◆wPvTfIHSQ6:2011/09/02(金) 16:35:26 ID:hZF5R6oIO (´・ω・`)「それで結構」 ワカッテマスさんが言葉を詰まらせるなか、 警部は軽くそう告げた。 彼はワゴンに執着していたので 少しは反論をすると思ったが、 そんなことはなかった。 しかし、警部は彼女に提案をする。 (´・ω・`)「聞き込みは、していいんだね?」 (#゚;;-゚)「発砲に関する事情徴収、      及び持ち物検査に限らせていただきます」 (´・ω・`)「そうか」 警部はやけにあっさり認めた。 こんなに軽い人だったっけ、と思っていると、 早速条件を破綻させるようなことを聞きだした。 (´・ω・`)「でぃちゃん、このワゴンのことなんだけど……」 (#゚;;-゚)「却下させていただきます」 (´・ω・`)
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