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・ω・`)「いや、これは単なる疑問なんだ。
妙に匂うからね」
(# ;;-゚)「………臭う?」
(´・ω・`)「ぱるふぁ……香水の、ね」
(´・ω・`)「心当たりない?」
(#゚;;-゚)「えっ?」
パルファンの件について警部が「質問」すると、
不意を突かれたのかでぃさんは再びきょとんとする。
なんのことかわからない、みたいな顔だったのだが、
意味を理解したのか彼女は軽い口振りで警部に返した。
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51 名前: ◆wPvTfIHSQ6:2011/09/02(金) 16:40:06 ID:hZF5R6oIO
(#゚;;-゚)「あ、ああ……お恥ずかしい話、こぼしちゃいまして」
(´・ω・`)「こぼす?」
でぃさんは若干顔を赤らめた。
そのことを警部を追究すると、
言葉を濁らせつつも、彼女は香水の件を説明した。
(#゚;;-゚)「その……ワゴンの近くに私物の香水を置いてたのですが、
例の揺れで中身をぶちまけちゃいまして」
(´・ω・`)「はーん。それが、このくさい原因か」
(#゚;;-゚)「も、申し訳ありません」
でぃさん曰く、
ワゴンの近くの台に私物の香水を置いていたのだが、
それがおよそ30分前に起こった強い揺れのせいで
ワゴンの中心部(収納スペース)に落下、
割れはしなかったものの中身の大半がそこにこぼれたと言う。
.
52 名前: ◆wPvTfIHSQ6:2011/09/02(金) 16:41:39 ID:hZF5R6oIO
しかし、その事情を聞き終えた警部は謝礼を述べ、
身を一旦引いた警部に代わりワカッテマスさんが話を伺っている。
(´・ω・`)「……こぼした、か」
(゚、゚トソン「しかし警部、パルファンがどうしたんですか?」
(´・ω・`)「え?」
(゚、゚トソン「何度も諄いようですが、
たかだか匂いでそんな……」
(´・ω・`)「……」
警部は近くに歩み寄り、
私の耳にそっと顔を近づけぼそぼそしゃべった。
(´・ω・`)「……限りなく怪しい」
(゚、゚トソン「しかし、ワカッテマスさんも気にしてないようですよ」
(´・ω・`)「わかってないなー」
(゚、゚トソン「ム!」
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